かつて「DINKs(意識的に子供を持たない共働き夫婦)」という言葉が流行した時代から、私たちはさらに一歩進んだフェーズにいる。2026年における彼らの特徴は、単なる「時間と金銭の余裕」の追求ではない。自分たちの人生の目的をどこに置くか、徹底的に対話を重ねた上で選択する「主体的選択」の姿勢が際立っている。
都内のIT企業に勤務する30代後半の夫婦は、「子供を育てるコストやリスクを恐れたわけではない。お互いのキャリアと、二人で旅をする人生の質を最大化したかった」と語る。SNSの普及により、同じ価値観を持つ仲間とつながりやすくなったことも、この選択を後押ししている。子供の有無にかかわらず、自分たちの幸福度を自分たちで定義する時代が来ているのだ。