自分に対する激しい嫌悪感は、純粋なメンタルの問題だけではなく、身体的なコンディションの低下が引き金になっていることも少なくない。特に睡眠不足や慢性的な疲労は、脳の感情を司る扁桃体を過敏にし、抑鬱的な思考ループを引き起こしやすくする。
自律神経の交感神経が優位になりすぎていると、脳は常に警戒モードとなり、本来なら気に留めないような自分の些細な言動に対しても「危険・不快」という判定を下してしまう。女性の場合は月経前不快気分障害(PMDD)などのホルモンバランスの変動が原因で、周期的に強い自己拒絶感に襲われるケースも極めて多い。体が限界を迎えているサインを、心が「自分への嫌悪」という形で誤翻訳している可能性を疑うべきだ。