ここ数年、周囲の音が聞こえる安心感を売りにしたオープンイヤー型イヤホンが市場を席巻していた。しかし、カフェやオフィスでの音漏れリスク、騒音下での音の痩せ、低音域の圧倒的な不足といった限界を感じるユーザーも少なくなかった。
「周囲の状況を把握したいときは外音取り込みモードをオンにし、没入したいときは強力な静寂を手に入れる」。カナル型が持つ外音取り込み機能の精度が人間の生の耳に近いレベルまで高まったことで、「オープンイヤーの軽快さ」と「カナル型の没入感」を1台で完璧に両立できるようになり、ユーザーの足が再び戻ってきた格好だ。