警察の取調室で容疑者らが語り始めた供述は、惨劇に至るまでの泥沼の経緯を生々しく浮き彫りにしている。逮捕された西高舞容疑者をはじめとする関係者の取り調べにおいて、焦点となったのは殺害への関与度合いと、不可解な遺体遺棄の手順だった。「金をめぐるトラブルが収拾不能になっていた」——捜査関係者への取材で明かされた供述の一部は、金銭の貸し借りや配信活動をめぐる利害対立が決定的な引き金となったことを示唆している。
警察の捜査班が突き止めたタイムラインによれば、容疑者らは事件当日、被害者の自室または関係先で激しい口論に発展。暴行がエスカレートした末に命を奪い、証拠隠滅を図るため遺体を大型スーツケースへ押し込んだとされる。捜査当局は、計画的な準備の痕跡と突発的な感情の爆発が混在する現場状況を精査しており、単なる突発的な事故ではなく、長期間蓄積された強い意図と怨念が引き起こした凶行として立件を固めている。