上越市立水族博物館うみがたりが全国の水族館ファンから高評価を得ている背景には、計算し尽くされた建築デザインと展示コンセプトが存在します。最上階である3階に足を踏み入れると広がる「日本海テラス」は、館内の大水槽の水面と本物の日本海の水平線が視覚的に一体化するインフィニティ構造となっており、四季折々の雄大な空と海のコントラストが鑑賞者を圧倒します。
さらに、同館を象徴する最大の見どころが「マゼランペンギン ミュージアム」です。うみがたりはマゼランペンギンの飼育数において国内随一を誇り、野生本来の生息環境を再現したエリアでは、頭上を泳ぎ去るペンギンの姿を下から仰ぎ見たり、遊歩道で間近に行き交う息づかいを感じたりすることができます。従来の「ガラス越しに眺める」受動的な展示から脱却し、生物と同じ空間に身を置く圧倒的な没入感が、リピーターを生む決定打となっています。