一連のプロセスにおいて、スポーツジャーナリズムに求められる役割も大きな変化を迎えている。過去の過ちを単に糾弾し続けるだけが正義なのか、あるいは真摯な反省と実社会での更正を評価する余地を残すべきなのか。
スポーツ界におけるハラスメント問題は、今や個人の問題にとどまらず組織全体のガバナンスとして議論される。彼がメキシコの地で見せているプレーと態度は、果たして真の贖罪と言えるのか。メディアは感情論に流されることなく、スポーツの現場における公平性と社会的倫理の双方から客観的な事実を報じ続ける必要がある。