ネット上で手軽な裏ワザとして紹介されている情報の中には、素材に致命的なダメージを与える危険な手法が混ざっています。正しい粘着剤ベタつき落とし方を実践するために、避けるべきNG行動を明確にしておきましょう。
1. メラミンスポンジでゴシゴシ擦る
メラミンスポンジは微細な硬質骨格を持つ「超微粒子ヤスリ」です。粘着剤を削り落とすことはできますが、プラスチックの光沢を奪って曇らせ、ニス塗装や車のボディには無数の微小傷を刻みます。ガラス以外の光沢面には絶対に使用してはいけません。
2. カッターや硬い金属ヘラで削り取る
刃先を寝かせて削る方法はプロも行いますが、角度をわずか1度誤るだけで対象物に深い線傷が入ります。家庭で削る際は、不要になったプラスチック製ポイントカードや、爪楊枝、専用のカーボンヘラを使うのが鉄則です。
3. 無垢材や漆器へのアルカリ性洗剤・アルコールの使用
高級家具や木製品、漆塗りの器に重曹ペーストやセスキ、エタノールを使うと、木の成分と反応して取れない黒ジミになったり、塗膜が白化して修復不可能になります。