インターネット上で流布している情報の中には、重大な誤解や非現実的なノウハウが散見されます。正しい知識を持っておくことで、無駄な出費やトラブルを回避できます。
誤解1:くり抜いたハロウィンカボチャは美味しく食べられる?
【真相:基本的に食用には向きません】
ランタン用として流通している大玉のペポカボチャは、水分が極めて多く糖度がほとんどありません。繊維質で筋っぽく、人間が美味しく食べられる味ではありません(欧米では家畜の飼料とされるのが一般的です)。また、くり抜き作業中に手の常在菌や空気中の雑菌が繁殖するため、衛生面からも彫刻後の果肉を食べることは強く推奨されません。どうしても食べたい場合は、観賞用ではなく食用として売られている小さめの「坊ちゃんカボチャ」等を使用し、下書き後にペイントのみを施して、鑑賞後に加熱調理してください。
誤解2:海外のように玄関前に放置しても大丈夫?
【真相:日本の野生動物・害虫被害の標的になります】
戸建ての玄関先に生の彫刻カボチャを置く場合、カラス、ネズミ、タヌキやハクビシンなどの野生動物に食い荒らされるリスクが非常に高くなります。さらに、夜間の雨や朝露によって急速に傷みが進みます。屋外に飾る場合は、夕方のイベント時間帯のみ外に出し、夜間は室内の風通しの良い涼しい場所に避難させるのが賢明です。