メリットが多い一方で、入学後に「こんなはずではなかった」と後悔しないための盲点も把握しておく必要があります。
最大の落とし穴は、「自由であること=何もしなくていいこと」ではないという点です。レポート課題の提出期限を自分で管理できず、スクーリングの日程を失念してしまうと、当然ながら単位は修得できません。全日制のように「座っていれば自動的に進級できる」システムではないため、一定の自律性が求められます。
また、全日制高校のような「クラス全員で一斉に盛り上がる体育祭や文化祭」といった密な集団行動を求める生徒にとっては、キャンパスの規模や行事の雰囲気が物足りなく感じられる場合があります。行事への参加は自由選択制が多いため、青春の思い出をどのように作りたいか、自分の価値観と照らし合わせる必要があります。
【プロの結論】第一学院高等学校が向いている人・おすすめできない人の判断基準
教育ジャーナリストとしての現場取材とデータに基づき、第一学院高等学校を選ぶべき人と慎重になるべき人の明確な判断基準を提示します。
【第一学院高等学校を強くおすすめできる人】
- 中学での不登校経験や人間関係の悩みがあり、自分のペースで登校・学習を再開したい人
- スポーツ、芸能活動、プログラミング、資格勉強など、自分の夢ややりたいことに圧倒的な時間を割きたい人
- 総合型選抜(AO入試)などを活用して、個性や課外活動実績を活かした大学進学を目指したい人
- 集団授業よりも個別最適化されたICT学習や少人数サポートが合っている人
【慎重な検討または他校との比較が必要な人】
- 「完全な自己責任」での学習管理が極端に苦手で、毎日の時間割で強制的に縛られないと机に向かえない人
- 毎日の大人数クラス制や部活動(甲子園を目指す野球部など)を中心とした伝統的な全日制高校生活に強い憧れがある人