1968年に創設された「日本プロスポーツ大賞」は、プロスポーツの全ジャンルからその年最も顕著な活躍を見せた個人・団体を選出する、日本最高峰の権威を誇るアワードでした。大賞受賞者には内閣総理大臣杯が授与され、受賞者が総理大臣官邸を表敬訪問する様子は年末の恒例行事として広く親しまれていました。
歴代受賞者の顔ぶれは、まさに日本スポーツの歴史そのものです。
- 王貞治・長嶋茂雄:プロ野球黄金期を築き、国民的熱狂を生んだ黎明期の受賞者
- イチロー・松井秀喜:メジャーリーグで歴史的快挙を達成し、世界に名を轟かせたレジェンド
- 三浦知良・中田英寿:日本サッカーの黎明期から世界進出を牽引したパイオニア
- 大谷翔平(2016年・2018年など):二刀流で世界中を震撼させ、満場一致で栄誉に輝いた現代の偉人
- 村上宗隆(2026年):令和初の三冠王に輝き、見事に大賞を獲得
各競技の枠組みを超え、アスリート同士が一同に会する格式高い舞台であったからこそ、同大賞の停滞は多くのスポーツファンや関係者にとって大きな失望と損失をもたらしました。