大学時代の彼女は、ただ講義を聞くだけの学生ではなかった。キャンパス内でも人目を引く存在でありつつ、音楽や映像への情熱を静かに燃やしていたという。ピアノの腕前は折り紙付きで、音感やプレゼン能力の高さは当時から際立っていた。
メディア情報学部での学びは、単なるWebデザインやプログラミングにとどまらない。情報をどう切り取り、人々に伝達するかという「メディア論」の本質を追求する講義で、彼女は表現することの面白さに目覚めていく。多摩川に近いキャンパスで仲間と課題に取り組み、試行錯誤を繰り返した日々が、タフな現場で動じない彼女の足腰を強くした。