舞浜駅を語る上で忘れてはならないのが、南口と北口の鮮やかなコントラストだ。南口を出れば、イクスピアリやディズニーリゾートラインのポップな世界観が広がり、テーマパーク特有の非日常感が漂う。一方、北口の階段を下りると、そこには浦安市の閑静な住宅街と、静かなバスロータリーが広がっている。
地元住民にとって、舞浜駅は通勤・通学の日常生活の拠点だ。「朝のラッシュ時に観光客の波とぶつかるのが長年のストレスだった」と話す近隣住民も多い。市とJRは、北口側の改札増設や専用アプローチの整備を段階的に進めており、観光の動線と生活の動線を物理的に分ける試みが実を結び始めている。