近年、シティポップの世界的ブームに続き、日本の「ENKA」をディグる海外の音楽ファンが増加している。彼らにとって、この曲は「ジャパニーズ・ブルース」の最高峰だ。ソウルやブルースが黒人の魂の叫びであるように、演歌は日本の風土が育んだソウルミュージックである。YouTubeのコメント欄には、英語やスペイン語、フランス語で「この歌手の声には魂が宿っている」「言葉はわからないが涙が出た」といった熱いメッセージが並ぶ。音楽に国境はないという手垢のついた言葉が、これほど説得力を持つ瞬間もないだろう。
荒海に響く魂の咆哮――リリース40周年を迎えた「北の漁場」が、2026年の若者と世界を熱狂させる理由
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