華々しいデビューの裏には、泥臭い苦闘があった。京都から上京し、幾度となくデモテープを送り続けながらも芽が出なかった下積み時代。そんな中で掴んだ千載一遇のチャンスが、『デジモンアドベンチャー』の主題歌オーディションだった。
ロックシンガーを目指していた彼にとって、アニメの主題歌を歌うことは想定外の選択肢だったという。しかし、提示されたメロディに一目惚れし、全身全霊のボーカルを吹き込んだ。こうして生まれた楽曲は、彼の人生を劇的に変えるだけでなく、日本の音楽産業における「アニメソング×ロック」の融合を加速させる歴史的転換点となったのである。