一度ネットに放流されたデジタルデータは、川の流れのように回収不可能だ。アクシデントの直後から、匿名掲示板やSNSではキャプチャ画像のスクリーニングと共有が爆発的に行われた。まとめサイトやトレンドブログがアクセス数を稼ぐための格好の餌食となったことも、事態を悪化させた要因だ。
検索エンジン対策(SEO)を施された無数のアフィリエイトサイトが、ユーザーの覗き見根性を刺激するタイトルで記事を量産した。結果として、元の動画や画像が公式に削除された後も、コピーされた画像やモザイク処理された画像がネットの海を漂い続けるエコシステムが完成してしまったのだ。