ここ数年で完全に定着したのが、東海道・山陽新幹線の「S Work車両(7号車)」だ。ビジネスパーソン専用にカスタマイズされたこの車両は、一人客のユートピアと言える。車内でのWeb会議や通話が許容されているため、静まり返った車内で逆に気を遣う必要がない。
特に注目すべきは、3列シートの中央(B席)をパーテーションで区切った「S Work Pシート」の存在だ。実質的に隣が空席となるため、パーソナルスペースが劇的に広がる。追加料金はわずか数千円。この「課金」がもたらす費用対効果は、一度体験すると元には戻れないほど高い。