車の「てんけんくん」の正体とは?期限切れステッカーの罰則と真相

車の「てんけんくん」の正体とは?期限切れステッカーの罰則と真相

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街中を走る無数のクルマのフロントガラスに鎮座する、あの黄色い帽子をかぶった愛嬌あふれる犬のキャラクター。彼のてんけんくん正体は、全国の自動車整備工場を束ねる業界団体一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(日整連・JASPA)公認の自動車点検マスコットです。

誕生の背景には、平成初期に深刻化した「ユーザーの定期点検離れ」がありました。車検(継続検査)さえ受けていれば安全だと誤認し、日頃の予防整備を怠るドライバーが急増したことを受け、日整連は点検整備の重要性を柔らかく親しみやすい形で啓発する広報戦略を策定。そのシンボルとして生み出されたのが、てんけんくんイラストでした。モチーフとなっているのは「忠誠心が高く、危険をいち早く察知して知らせる忠犬」であり、整備士のユニフォームと帽子を身にまとっています。

自動車業界の啓発イベントやモーターショーでは、巨大なてんけんくん着ぐるみが登場し、子ども連れのファミリー層を中心に絶大な人気を集めています。さらに、整備振興会のキャンペーンでは、反射板キーホルダーや文房具、エコバッグといった多様なてんけんくんグッズが配布されており、マニアの間ではコレクションアイテムとして取引されるほどの定着ぶりを見せています。可愛らしい外見の裏には、「悲惨な整備不良事故を未然に防ぐ」という整備業界の強い使命感が込められているのです。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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