気になる馴れ初めについて、大谷選手は後のインタビューなどで「練習施設(味の素ナショナルトレーニングセンター)の廊下ですれ違ったのが最初の出会いだった」と明かしています。挨拶を交わした短い瞬間から縁が始まり、互いにアスリートとしての共通言語を持つ中で、自然と距離が縮まっていきました。
大谷選手が渡米してロサンゼルスに拠点を置き、真美子さんが日本で現役選手としてプレーしていた期間は、主にオンライン通話や電話を繋ぎながら同じ時間を共有していたといいます。大谷選手自身が「同じお笑い番組を同時に再生して見ながら話していた」と語るように、遠距離でありながらも飾らない日常のコミュニケーションを丁寧に積み重ねていきました。
そして二人の生活を象徴するのが、愛犬デコピン(犬種:コーイケルホンディエ)の存在です。大谷選手が犬を飼い始めた際、周囲からは「単身での世話は難しいのではないか」と囁かれましたが、実際には婚約期間中から真美子さんと共に迎え入れ、育てる計画が進んでいました。愛犬を囲む穏やかな家庭環境が、過酷なシーズンを戦い抜くための強固なベースキャンプとなったのです。