緊迫した空気の中で幕を開けた大一番は、両者一歩も譲らないフルセットの死闘となりました。バレーボール女子決勝結果速報としてまず記録すべきは、最終第5セットまでもつれ込んだスコアの推移です。第1セットから持ち前の高速立体バレーを展開した側が先制したものの、相手側も粘り強いレシーブと精緻なブロックチェイスで応戦し、セットカウント2-2のタイに持ち込みました。
運命の最終セット、デュースに次ぐデュースという極限状態を制したのは、勝負どころでエースにボールを集めきったチームでした。試合後の公式記者会見で監督が「選手たちが最後まで自らのバウンダリー(役割領域)を守り抜いた結果」と語った通り、コート上の6人が連動したトータルディフェンスが見事に機能しました。
今大会の女子バレースタメン出場選手を振り返ると、セッターの配球の幅広さと、オポジットおよびアウトサイドヒッターのバックアタック(パイプ攻撃)を組み込んだ立体的な攻撃陣形が目立ちました。特に終盤で見せたリリーフサーバーの起用が相手のレセプション(サーブレシーブ)を崩す決定打となり、劇的な幕切れを演出しました。