なぜ五老星は歳をとらず、傷を負っても死なないのか。その真相の鍵を握るのが、虚の玉座に座る「創造主・イム様」の存在です。
物語の進行に伴い、五老星の不死性や異形の力は「イム様から分け与えられた力」、あるいは「命をイム様に人質として握られた主従契約」によるものである事実が濃厚になりました。歴史の表舞台に現れてから数百年もの間、容姿がほとんど変化していない点も、オペオペの実による「不老手術」の恩恵か、イム様の支配による不老化であると推測されます。
この支配関係を裏付ける衝撃的な出来事が、エッグヘッド編の結末で描かれたサターン聖の処刑と消滅です。任務に失敗したサターン聖は、遠隔地にいるイム様の怒りに触れた瞬間、肉体から黒い炎と煙が噴き出し、瞬く間に白骨化して命を落としました。そして空いた席には、神の騎士団の最高司令官であったフィガーランド・ガーリング聖が新たな五老星として就任しています。この描写は、五老星の不死と生命が完全にイム様の意向ひとつに依存している冷酷な現実を証明しました。