竹原町並み保存地区を訪れたら絶対に外せない主要スポットを厳選して紹介します。いずれも保存地区の中心エリアに位置し、歩いて巡ることが可能です。
■ 西方寺・普明閣(ふめいかく)
保存地区の高台に位置する西方寺。その境内の岩山の上に建つ「普明閣」は、京都の清水寺本堂を模して1694年(元禄7年)に建立された舞台造りの観音堂です。急な石段を登りきった舞台からは、瓦屋根が連なる竹原の町並みと瀬戸内の山々を一望でき、地区随一の絶景撮影スポットとして親しまれています。
■ 旧笠井邸(きゅうかさいてい)
明治初期に建てられた塩田経営者の旧宅で、竹原の町屋建築の典型的な特徴を残しています。重厚な梁や繊細な格子窓が見事で、2階の大広間から格子越しに見下ろす本町通りの景色は情緒抜群です。館内ではボランティアガイドによる解説や企画展示が行われていることもあります。
■ 竹鶴酒造と「日本のウイスキーの父」竹鶴政孝の生家
ニッカウヰスキーの創業者であり、NHK連続テレビ小説『マッサン』のモデルとなった竹鶴政孝の生家が、現在も銘酒「小笹屋 竹鶴」を醸造する竹鶴酒造です。黒塗りの板壁と白壁のコントラストが美しい風格ある建物は、保存地区のシンボル的な存在となっています(※製造場内部の見学は非公開)。
■ アニメ『たまゆら』の聖地巡礼スポット
竹原は、カメラ好きの女子高生たちの日々を描いた名作アニメ『たまゆら』の舞台としても知られています。西方寺の石段や「日の丸写真館」など、作中に登場した背景が当時のまま大切に残されており、作品のファンが穏やかな時間の流れを求めて訪れる姿が絶えません。