行為そのもの以上に相性の良さが露呈するのが、同じベッドで過ごす「眠りの時間」である。寝返りを打つタイミング、呼吸の浅深、さらには横に並んで横たわったときの心拍の伝わり方。これらが不思議と気にならず、むしろ熟睡できる関係性がある。
近年の生体データ解析によると、身体の相性が良いカップルは、睡眠中の自律神経活動がゆるやかに同期することがわかっている。一方がリラックス状態に入ると、もう一方の副交感神経も優位になるという連動現象だ。
「一緒に寝ると翌朝の疲労感が違う」「相手の寝息が心地よいBGMになる」。こうした感覚は、ふたりの自律神経が干渉し合わず、むしろ互いを鎮静化させている証拠と言えるだろう。