千石自慢ラーメンの暖簾をくぐった人々がまず頼んだのが、背脂に覆われた漆黒の丼から立ち上る湯気が食欲をそそる「らーめん」や「肉のせらーめん(チャーシュー麺)」でした。
スープに合わせる麺は、濃厚な背脂スープをしっかりと受け止める特注の極太縮れ麺。もっちりとした力強いコシがあり、スープをたっぷり持ち上げます。具材の主役である豚バラチャーシューは、箸で持ち上げると崩れるほど柔らかく煮込まれており、口の中でとろける脂の旨味が絶品でした。
「脂多め(ギタギタ)」で注文し、卓上のおろしニンニクや豆板醤でパンチを加えるのが通の食べ方でした。口コミサイトやSNSでも「中毒性が高すぎる」「定期的に補給しないと身体が禁断症状を起こす」と絶賛され、名実ともに文京区白山を代表する名店として君臨していました。