ファンの間で「あまりにも規格外」と噂されるエピソードの数々。世間が抱くセクシーアイコンとしての壇蜜像は、夫・清野とおるのフィルターを通すことで鮮やかに解体されていく。自宅で繰り広げられるシュールな会話、独特すぎるペットとの生活、そして怪異や珍奇な現象に対する彼女の冷徹なまでの観察眼。関係者が語る二人の生活風景は、フィクションを軽々と凌駕する出来事に満ち溢れている。
特に話題を呼んでいるのが、体調管理や静養中の生活をユーモラスかつ温かい視線で切り取ったエピソードだ。病床にあっても失われない独特の死生観と、それを淡々と漫画へと昇華させる清野の手腕。悲壮感を漂わせず、クスリと笑える物語に変貌させる職人技こそが、多くの読者に支持される最大の要因だろう。