健康や美容に数多くの恩恵をもたらす豆乳ですが、「体に良いから」と過剰に飲み過ぎると、思わぬ体調不良を引き起こすリスクが存在します。特に注視すべきは、ホルモンバランスへの過剰な刺激です。
大豆イソフラボンはエストロゲン受容体に結合して女性ホルモン様作用を発揮するため、過剰に摂取し続けると体内のホルモンフィードバック機構が乱れる恐れがあります。その結果、生理周期の遅れや早まり、生理痛の悪化、PMS(月経前症候群)の激化といった不快な症状を引き起こすケースが報告されています。「豆乳を1日1リットル近くガブ飲みしていたら生理が乱れた」という声があるのは、このホルモンバランスの過干渉が主な要因です。
さらに、「豆乳はヘルシーだから太らない」という思い込みも危険です。豆乳には植物性脂肪や糖質が含まれており、一般的な無調整豆乳で200mlあたり約90〜100kcal、味を調えた調整豆乳では約130〜140kcal、甘い豆乳飲料ではそれ以上のカロリーがあります。水やお茶の代わりに何杯も飲んでいれば、明白なカロリー過多による体重増加(肥満)を招きます。痩せる目的で導入したはずが、かえって脂肪を蓄える結果になりかねません。