材料選びも成功を左右する重要な要素だ。日本を代表するお菓子メーカーである株式会社明治のレシピ提案でも示されている通り、製菓用あるいはカカオ分50%前後の板チョコレートが最も作業に適している。カカオ分が高すぎると硬くなりすぎ、逆にミルク成分が多すぎると粘りが出て薄くコーティングしづらくなるためだ。
一方で、主役となるバナナのコンディションも極めて重要だ。シュガースポット(黒いポツポツ)が出すぎた完熟バナナは柔らかすぎて串から落ちやすく、水分も多すぎる。固すぎず柔らかすぎない、黄色い皮の端にほんのり緑が残る程度の「ややしっかりめのバナナ」を選ぶのが、美しい仕上がりへの近道となる。