消費者が最も懸念する「アウトレット専用に作られた低価格ラインではないのか」という疑問。結論から言えば、プラダにおいては直営ブティックで販売されていたシーズンオフ商品が全体の過半を占める。しかし、一部のアパレルやベーシックなナイロン小物には、アウトレット向けに生産調整されたモデルが混在しているのも事実だ。
プロのバイヤーがチェックするのは、白タグに印字された品番とギャランティカードの印字様式だ。直営型落ちは、前シーズンのランウェイやルックブックに登場したそのままの仕立てであり、裏地やファスナーの金属パーツに妥協がない。一方、専用品はデザインをシンプルに削ぎ落とすことでコストを抑えている。クオリティが低いわけではなく、質実剛健な実用品としてデザインされているのだ。この違いを理解して選ぶことが、後悔しない買い物の第一歩となる。