筋トレで培った筋力を跳躍力へと変換する最も効果的な手法が、プライオメトリクストレーニングです。筋肉が引き伸ばされた直後に急激に縮む「伸張反射(ストレッチ・ショートニング・サイクル=SSC)」を活用し、瞬発力を担う速筋線維を極限まで動員します。
まず導入したいのが「アンクルホップ」です。膝をあまり曲げず、足首のバネだけを使って縄跳びのようにリズミカルに連続ジャンプを行います。接地時間を可能な限り短くし、アキレス腱の弾性エネルギーを使いこなす感覚を養うのに最適です。
次の段階として取り入れたいのが「ボックスジャンプ」と「デプスジャンプ」です。台の上に向かって全身のバネを使って飛び乗るボックスジャンプは、着地衝撃を抑えながら股関節の伸展パワーを最大化できます。さらに、30〜40cmほどの台から飛び降り、接地した瞬間に素早く真上へ跳び上がるデプスジャンプは、床反力を一瞬で吸収・再出力する最高峰のエクササイズです。接地時間を「0.2秒以内」にするイメージで集中して行いましょう。