日本国内の観光土産品産業において、地域限定キャラクターグッズは長年にわたり定番の市場を形成してきた。しかし、その多くが既存の有名キャラクターに地域の特産品を持たせただけのデザインにとどまっていたのも事実である。
そこに一石を投じたのが「ご当地モケケ」の登場だった。各地の特産品や名所、歴史上の人物をモケケ本体の模様やカラーリングとして大胆に落とし込み、頭部に地域名が刺繍された「マスコットストラップ」として展開を開始。これが各地の土産販売現場に劇的な売上増加をもたらすこととなった。
定番のご当地キャラクターとは一線を画すシュールな存在感と、47都道府県を網羅する圧倒的なラインナップ数は、旅先でのついで買いを誘発する強力なフックとなった。旅行のたびに新しい「旅の相棒」として買い足すリピーターが続出し、地域の観光経済を支える重要なプロダクトへと成長している。