パッチワークの路エリアには、日本の広告史や映像文化を彩ってきた象徴的なスポットが集約されています。周遊計画に必ず組み込みたい代表的な6大名所を解説します。
1. セブンスターの木
1976(昭和51)年にたばこ「セブンスター」の観光記念パッケージに採用されたことで一躍全国区となったカシワの一本木です。広大な畑の稜線に凛と立つ姿は美瑛のシンボルであり、木のすぐ脇に並ぶ白樺の並木道とのコントラストも見逃せません。午後の順光の時間帯には、青空と大地の境界線が最も鮮明に浮かび上がります。
2. ケンとメリーの木
1972(昭和47)年に日産スカイラインのCMロケ地として起用された巨大なポプラの木です。「ケンとメリー」という登場人物の名前に由来し、樹齢を重ねた堂々たる立ち姿が周囲の牧歌的な風景を引き締めています。近隣にはカフェやペンションも点在し、立ち寄りやすい休憩拠点としても親しまれています。
3. 親子の木
なだらかな丘の頂に、2本の大きなカシワの木に挟まれるようにして小さな木が1本寄り添う姿から名付けられました。まるで仲の良い家族が手を携えて立っているかのような詩情あふれる佇まいが特徴です。遠景から望遠レンズで狙うことで、丘の立体感と親子の木のシルエットが際立ちます。
4. マイルドセブンの丘
1978(昭和53)年の「マイルドセブン」のCMおよびポスターに起用されたカラマツ林のビュースポットです。防風林として一直線に植えられた木立が丘の稜線を美しく縁取り、特に夕暮れ時には防風林の背後に沈む夕日と空のグラデーションが幻想的なコントラストを描き出します。
5. 北西の丘展望公園
ピラミッド型のガラス張り展望台が目印となる美瑛町の拠点公園です。展望台からはパッチワークの路全域はもちろん、遠く大雪山連峰や十勝岳連峰の稜線まで360度の大パノラマを一望できます。敷地内には観光案内所、無料駐車場、売店、清潔な公衆トイレが完備されており、ドライブコースの基点として最適です。
6. ぜるぶの丘
国道237号線沿いに位置し、ラベンダーやひまわり、ポピーなど季節の花々が同心円状に植栽された観光花園です。バギーやカートに乗って園内を一周できるアクティビティも用意されており、遠くのアミューズメント要素を交えながら手軽に花畑の絶景を体感できます。