数学的な数の体系図において、整数がどのポジションに位置しているかを把握すると、知識がより体系化されます。
数全体(実数)は、分数で表せる「有理数」と、円周率(π)や√2のように割り切れない無限小数となる「無理数」に分かれます。整数は、有理数グループの中にある「分母が1の特別な有理数」という位置付けです。
偶数と奇数の判定基準
整数の性質を語る上で欠かせないのが「偶数・奇数」のルールです。整数は余すことなく偶数か奇数のどちらか一方に振り分けられます。
- 偶数:2で割り切れる整数(2の倍数)。式で表すと $2n$($n$は整数)。具体例:… -4, -2, 0, 2, 4 …
- 奇数:2で割ると1余る整数。式で表すと $2n+1$($n$は整数)。具体例:… -3, -1, 1, 3, 5 …
ここで見落としがちなのが「0は偶数である」という事実です。「$0 \div 2 = 0$」で余りが生じないため、数学上の定義に則って0は立派な偶数に分類されます。