かつて農地が広がっていた土地に、いかにして質の高い住環境を整備したのか。地方自治・不動産開発業界からは、行政とデベロッパーの連携手法についての問い合わせが絶えない。無秩序な乱開発を避け、緑豊かな公園空間と住宅が一体化した「園外保育型」「コミュニティ共有型」の分譲地開発が奏功した。
住民同士が自然と顔見知りになれる路地設計や、防犯性に配慮された街並みは、現代の都市部で希薄化しがちな「地域の見守り目」を自然な形で復活させた。不動産の価値をハード面だけでなく、子育て環境というソフト面で高める手法は業界内でも高く評価されている。