阿部顕嵐の表現力の高さを世に知らしめた金字塔が、大人気コンテンツ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の舞台化作品、通称『ヒプステ』(『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage)での碧棺左馬刻(あおひつぎ さまとき)役です。
ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」のリーダーである左馬刻は、暴力団の若頭という極めて荒々しくも義理堅いハードボイルドなキャラクター。舞台化発表当初は原作ファンの厳しい視線も集まりましたが、幕が上がるとその懸念は瞬く間に絶賛へと変わりました。阿部顕嵐が見せた圧倒的なラップスキル、低音を響かせる抜群の歌唱力、そして佇まいだけで空気を支配するステージングは、2.5次元舞台の枠を完全に超越していました。
グループ時代から定評のあったソロ活動における歌唱力は、ヒプステでの過酷なライブパフォーマンスを通じてさらに研ぎ澄まされました。激しいフロウを刻みながらもブレない体幹とリズム感、そして言葉に感情を乗せる表現力は、ミュージカルやストレートプレイを問わず、現在の舞台界において唯一無二の武器となっています。