本機の開発ラインには、かつて「PasocomMini PC-8001」を手がけた株式会社ハル研究所の元開発スタッフや、NEC(日本電気株式会社)のOB陣が技術アドバイザーとして参加していると伝えられている。ハル研究所といえば、ファミコン初期の名作からカービィシリーズに至るまで、ハードの性能を限界まで引き出す職人集団だ。
1979年に登場した原点ハードは、日本のパーソナルコンピュータ産業の歴史を開拓した。当時、マイクロソフトの日本代理店を率いていた西和彦氏とNECの技術陣がタッグを組み、後にMSXへと続く日本のマイコン文化の礎を築いた。その伝説的ハードの設計思想が、40年以上の時を経て最新の電子工作・エミュレーション技術で現代のデスク上に蘇る意義は極めて大きい。