「日本と戦うと、ボールが床に落ちない」。海外の強豪国が口を揃えて漏らす絶望感。それを生み出しているのが、山本智大をはじめとする世界トップクラスのリベロ陣と、チーム全体で構築されたディフェンスシステムだ。
時速130キロを超える強力なジャンプサーブを正確にセッターへと返すレセプションの技術。相手スパイカーのコースを完全に読み切ったディグ(スパイクレシーブ)。泥臭くボールを拾い続ける姿勢は、相手チームの精神的なスタミナを削りとる。繋いだ一球がそのまま高速カウンターへと変わる瞬間、会場のボルテージは最高潮に達する。