植え付け時期を迎える前の「仕込み」こそが、ジャガイモ栽培の成否を分ける。購入した種イモをそのまま土に埋めるのは大きな間違いだ。収穫量を増やし腐敗を防ぐためには、「浴光催芽(よくこうさいが)」と呼ばれる芽出し作業が欠かせない。
植え付けの2〜3週間前から、10〜20℃ほどの明るい室内や日陰に種イモを並べ、日光に当てる。これにより、丈夫で紫色の硬い芽が立ち上がり、植え付け後の発芽が揃いやすくなる。種イモが大きい場合は1個あたり40〜50g程度になるようカットするが、切断面には必ず草木灰や専用の発根促進剤を塗布し、数日間乾燥させて傷口を塞ぐことが重要だ。