具志堅用高と犬の絆を語る上で絶対に外せないのが、愛犬として知られるボクサー犬の存在だ。その愛犬に名付けられた「グスマン」という名は、彼が1976年にWBA世界タイトルを獲得した際の対戦相手、フアン・アントニオ・グスマン選手に由来している。自身のボクサー人生における最大の転機となった宿敵の名を愛犬に授けたエピソードは、格闘技ファンの間でも語り草だ。
ボクサー犬はその名の通り、力強い体躯と高い知性、そして家族に対する深い忠誠心を持つ犬種として知られる。世界を制したボクサーが、力強くも愛くるしいボクサー犬とともに過ごす日々は、互いに特別な共鳴があったに違いない。グスマンとの時間は、激闘の連続だった彼の人生において、かけがえのない癒やしのひとときとなった。