かつて欧米から届くニュースといえば、巨大なバルーンを割ったり、大規模な爆竹を鳴らしたりする派手なサプライズ映像が中心だった。だが、住環境や近隣への配慮を重視する日本の生活様式において、そのままの形で受容されるのには無理があった。
転機となったのは、食卓を舞台にした身近な工夫だ。切ると中からイチゴかブドウが出てくる手作りケーキや、中身の具材で性別を知らせるおにぎりなど、家の中で完結するアットホームな方法が考案されると、またたく間に各種SNSで拡散。大騒ぎするためではなく、「身近な大切な人に驚きと喜びを届ける手段」へと日本風に再解釈されたことが、急速な普及の大きな原動力となった。