赤ちゃんの水様便は危険?下痢との見分け方と緊急受診サイン徹底検証

赤ちゃんの水様便は危険?下痢との見分け方と緊急受診サイン徹底検証

赤ちゃんの水様便は危険?下痢との見分け方と緊急受診サイン徹底検証の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

赤ちゃんの便において、水っぽさ以上に緊急度を左右するのが「便の色」です。母子健康手帳にも便色カラーカードが掲載されている通り、特定の色は外科的処置や緊急治療を要する重大疾患のシグナルとなります。

臨床現場で「直ちに夜間救急や大病院へ走るべき」とされる危険なうんちの色とサインは、明確に定義されています。

第1の警戒色は「白色・灰色・淡黄色」です。便が黄色や茶色になるのは胆汁に含まれるビリルビンによるものですが、これが混ざっていないということは胆道閉鎖症や先天性胆道拡張症など、肝臓から腸への胆汁の流れが遮断されている可能性を示唆します。また、冬季から春先にかけて猛威を振るうロタウイルス胃腸炎の症状でも、米のとぎ汁のような白っぽい水様便が大量に排出されるのが特徴です。

第2の警戒色は「赤色・イチゴジャム状」です。便に鮮血が混じる場合、肛門付近の切れ痔(裂肛)であれば便の表面にわずかに血が付着する程度で済みます。しかし、便全体が赤くゼリー状、あるいはイチゴジャムのような粘血便である場合、小児外科の緊急疾患である赤ちゃんの腸重積症サインを強く疑わなければなりません。腸の一部が隣接する腸管腔の中に入り込んで血流障害を起こす病気で、発症から治療までの時間が遅れると腸管壊死に直結します。

第3の警戒色は「黒色・タール状」です。胃や十二指腸などの上部消化管で出血が起きた場合、血液が胃酸や消化液と反応して酸化し、海苔の佃煮のような真っ黒な便となって排出されます(新生児メレナなど)。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。