「野菜の塩漬けだから1週間くらい日持ちするだろう」という思い込みは、重大な食中毒や風味劣化を招く最大の落とし穴です。実際、保健所や食品衛生の現場でも、家庭で自作した非加熱野菜の和え物によるトラブルは定期的に報告されています。
山形のだしは、浅漬けよりも塩分濃度が低く(約1.5〜2.0%程度)、加熱工程が一切ない「生野菜のサラダに近い保存食」です。そのため、冷蔵庫保存であっても製造後2日〜最長3日以内に食べ切るのが鉄則です。
「酸っぱい匂いがする」「納豆昆布とは違う糸の引き方をしている」「野菜が茶色く変色して泡立っている」といった兆候が現れた場合は、乳酸発酵や雑菌繁殖が進んでいるため、絶対に口にせず廃棄してください。冷凍保存も可能ではありますが、きゅうりやナスの細胞壁が破壊されて解凍時にスカスカのスポンジ状になり、特有のシャキシャキ感が全滅するため推奨されません。