気分の落ち込みを長期化させないためには、脳内の神経伝達物質のコントロールが欠かせない。ハーバード大学医学部の最新研究チームが報告したデータによると、短時間の特定の行動パターンが、意欲や心の安定を司るセロトニンの分泌を急激に促すという。
かつては「日光を浴びて20分運動する」といった長時間のセルフケアが推奨されていた。しかし、多忙な現代人がストレス下でそれを実行するのは容易ではない。同医学部が推奨する「マイクロ・セロトニン活性化」は、手首のツボ刺激や3秒間の深い腹式呼吸など、日常のわずかな隙間で行える運動に特化している。脳科学の見地からも、こうした小さな刺激が神経系を正常化し、焦りやプレッシャーを即座に和らげることが実証されている。