日本銀行が追加利上げへ踏み切った影響は、地域金融の現場に直接響いている。普通預金金利の上昇は預金者にとって朗報だが、家計の固定費を直撃するのが住宅ローンの金利水準だ。
福岡銀行が提示する最新の住宅ローン金利において、変動金利型は基準金利の引き上げに伴い適用金利が見直された。固定金利期間選択型や全期間固定型も長期金利の動きに連動して推移しており、新規借り入れだけでなく、借り換えを検討する層にとっても判断の難易度が上がっている。
変動金利の「5年ルール」や「125%ルール」に守られている既存の返済者も安心はできない。元金減産のペースが鈍化するリスクを考慮し、繰り上げ返済のタイミングや資産運用の並行運用など、先手の手仕舞いが求められる局面だ。