耳に残るキャッチーなフレーズ「Super Trouper」ですが、元々は大型コンサート会場やアリーナで使用される強力なフォローピンスポットライトの登録商標(商品名)に由来します。何万人もの観客が埋め尽くす巨大スタジアムで、主役であるアーティストだけを鮮烈に浮かび上がらせるあの巨大なサーチライトのことです。
タイトルだけを見ると、ステージ上で華麗に歌い踊るスーパーパフォーマーを称える楽曲のように思えるかもしれません。しかし実際の歌詞で描かれているのは、「まばゆい光を浴びながらも、心は孤独と疲労に苛まれているスターの心情」です。
無数の視線を一身に浴びるスポットライトの眩しさと、ステージを降りた後に訪れるホテルの一室での深い虚無感。その強烈なコントラストを表現するための象徴として、この照明装置の名前がタイトルに採用されました。