Q1:津波は気仙川のどこまで遡上したのですか?
A1:津波は気仙川の河口から約8キロメートル上流の矢作町合足地区まで激しく遡上しました。さらに支流を通じ、標高の低い谷あいの農地や集落へ泥流が逆流氾濫し、沿岸部から遠く離れた山間地域でも浸水被害が確認されています。
Q2:陸前高田市役所の旧庁舎はなぜ解体されたのですか?保存されなかった理由は?
A2:旧庁舎は津波の脅威を伝える震災遺構として保存を求める声があった一方、庁舎内で多くの同僚や家族を失った遺族や市民から「目にするだけで耐え難い苦痛がある」「見るのが辛い」という強い要望が寄せられました。長年にわたる議論の末、市民感情への配慮やかさ上げ盛土工事の進捗、維持管理費用の課題等を総合的に判断し、解体・撤去されました。
Q3:2026年現在、現地を訪れて津波の到達地点や遺構を見学することはできますか?
A3:見学可能です。高田松原津波復興祈念公園内に位置する「東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)」では、詳細な浸水深マップや被災物が常設展示されています。また、奇跡の一本松や、津波で破壊された旧気仙中学校、気仙光陽養護学校などの震災遺構が保存整備されており、実際の津波到達高度を間近で確認することができます。