こうした厳しい環境下で、日本の地上波中継を支える主役となるのがテレビ朝日とTBSテレビだ。両局はこれまで培ってきた野球中継のノウハウを注ぎ込み、侍ジャパンの1次ラウンドから準決勝、決勝に至る主要な試合の生中継枠を死守する構えを見せている。
一方で、デジタル配信分野では巨大プラットフォームの存在感が際立つ。とりわけAmazon Prime Videoは、全試合のライブ配信や見逃し配信を網羅する権利を獲得すべく強力な動きを見せており、地上波で見られないカードの受け皿として完全独占配信を行う可能性が高い。テレビと配信による「ハイブリッド視聴」が、今回の決定的なトレンドとなっている。