通常のナイアシンフラッシュであれば、摂取後15分〜30分程度で発赤と痒みが始まり、およそ1時間から2時間以内にはピークを過ぎて自然に沈静化します。しかし、過剰摂取時や体調不良時には半日以上症状が抜けず、「治らない」とパニックに陥るケースが見られます。
万が一、激しいフラッシュに見舞われた場合は、以下の手順で冷静に対処してください。
まず、脱水を防ぎ血中濃度を薄めるために常温の水や麦茶を少量ずつ多めに補給します。熱い風呂やシャワーは血管をさらに拡張させて血圧低下を悪化させるため、絶対に避けてください。痒みや熱感が耐え難い部位には冷水に浸したタオルを当て、頭を低くして足を少し高くした状態で安静を保ちます。
ただし、次のような症状が現れた場合は一刻を争うため、迷わず119番通報(救急要請)を行ってください。
- 息苦しさ、喉の詰まり感、喘鳴(ゼーゼーする呼吸)がある
- 激しいめまいで立ち上がれない、または一瞬でも意識を失った
- 耐えがたい腹痛や、止まらない嘔吐が続いている
- 顔面だけでなく唇や爪が紫色に変色(チアノーゼ)している