高層エレベーターの途中に位置する8階の大型メディカルフロア。ここは今、近隣で働くビジネスパーソンだけでなく、海外からの医療ツーリズム客の拠点としても熱い視線を集めている。最新のMRIやCTを備えた総合健診センターでは、多言語対応のスタッフがスムーズに受診者をアテンドする。
観光やビジネスのついでに、精度が高いとされる日本の医療チェックを受ける。あるいは日常的にこのビルで働きながら、昼休みや仕事終わりに体のケアを行う。都市型複合タワーの中に本格的な医療基盤を組み込んだ設計は、超高齢化社会とグローバル化が同時に進む2026年代後半の都市づくりにおいて、一つの最適解を示している。