「当選おめでとうございます! 琵琶湖大花火大会の特別観覧席チケットが確定しました」。そんなメッセージが突然SMSやSNSのダイレクトメッセージ(DM)に届いたら、即座に警戒が必要だ。今年最も猛威を振るっているのが、大手旅行代理店やイベント事務局を騙るフィッシング詐欺である。
被害者のスマートフォンに送られてくるリンクをタップすると、本物の公式サイトと見分けがつかない偽の決済ページへ誘導される。クレジットカード情報や個人情報を入力させられた挙句、カードを不正利用される被害が多発中だ。セキュリティ専門家は「2026年に入り、ドメイン名を本物に極限まで近づける偽装技術が高度化しているため、URLの末尾まで目視確認しないと見破るのは不可能に近い」と警告する。