高松の極貧の家から身を起こし、弁護士を経て政界の頂点へと上り詰めた三木武吉。その家系図を紐解くと、単なる政治家一族の枠に収まらない多角的な人脈の広がりが見えてくる。
直系の子孫たちは、父や祖父のような苛烈な政治の表舞台には立たず、あえて政界と一定の距離を置く道を選んだ。過酷な権力闘争を間近で見続けてきた一族だからこその決断だったと言える。だが、民間企業や文化・学術の世界において、彼の血脈は確実に息づいている。表立った選挙に出馬することこそないものの、その血縁と人脈は政財界の奥深くに脈々と浸透しており、秘められた名門一族としての存在感を放ち続けているのだ。