30余年の歴史を誇る展示場が大規模改装を経てリニューアルオープンして以降、館内の空間構成と体験価値は様変わりしました。刷新された展示場は4階「宇宙とその発見」から1階「電気とエネルギー」に至るまで、来館者が自ら手を動かし、現象のメカニズムを体感できるハンズオン(体験型)設備が大幅に拡充されています。
特に注目を集めているのが、4階フロアに新設された天体・宇宙物理の可視化コーナーです。かつては解説パネル主体の展示が目立ちましたが、最新のインタラクティブ映像装置や大型シミュレーターが導入され、重力レンズ効果やブラックホールの構造を直感的に学べる空間へと変貌を遂げました。子供はもちろん、大人の知的好奇心にも耐えうる本格的な学術監修が貫かれています。
さらに、地下1階に位置するドーム直径26.5メートルのプラネタリウムも映像投映システムがアップデートされました。最新鋭の光学式プラネタリウム「インフィニウムΣ-OSAKA」と高精細全天周デジタルプロジェクターの融合により、肉眼では見分けがつかない微光星まで鮮明に再現されています。学芸員による臨場感あふれる完全生解説スタイルはそのままに、音響設計の見直しによって後方席でも解説がクリアに聞き取れる環境が整いました。